アゴとコメカミを大きく、ないしは、ふっくらさせることができます。引っ込んだアゴの場合、全て口腔内よりの治療になります。前歯の下あたりにある歯茎の部分を1~2cm切開し、そこからアゴの部分に向かって特殊な器具を通し、顎骨と骨膜下という部分を剥離させます。そして、その個人用に調整されたプロテーゼを、顎骨と骨膜下の間にいれて固定させ、切開部分を縫合します。傷跡は、口腔内から全ての治療を行いますので全く目立ちません。 コメカミはあまりへこんでいると、実際の年齢より老けて見られがちですし、あまり健康そうに見られないことが多いものです。そこで、薄い半円状のプロテーゼを、もみあげから少し上にある髪の毛の所を1~2cm切開し、そこからプロテーゼを入れることで、必要以上にへこんでいるように見られなくすることができます。傷跡は髪の毛に隠れ全くわかりません。治療時間は 30分ぐらいで終了します。 コメカミはシリコンプロテーゼの代わりに、脂肪注入によって代用することも可能です。ひたい(前頭部)がふっくらして丸い女性は、人に優しさと安心感を与えます。独特の形をしたプロテーゼを骨と骨膜の間に挿入することにより、おでこに丸みをつけることができます。