人より耳がおきている(耳の輪郭が顔正面のほうにむいている)方は遺伝的なものになります。逆に耳がねている方は遺伝的なものもありますが、頻繁に顔などに接触する機会が多いスポーツ(格闘技など)などでねてしまった場合も多い症状です。症状は全く逆ですが、治療方法としては同じ方法で行います。まず、耳骨軟骨(耳を触れたときに少し固い部分がありますがそこの部分になります)の部分を耳の裏側から1㎝ほど切開し、耳骨軟骨に切れ目を入れます。そして耳を立たせる(寝かせる)状態まで耳を動かし、動かした切れ目を固定するように一度軟骨同士を縫います。そして耳皮膚の部分を縫合いたします。治療時間は約1時間です。