〔ジスロマック〕クラミジア・トラコマチス・子宮頸管炎治療に、ジスロマック処方開始!
【商品名】 ジスロマック錠250mg
【一般名】 アジスロマイシン 水和物 (azithromycin)
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/
2004/2004_05_26.html
性病の一つである性器クラミジア感染症は、若年層を中心にクラミジア感染数が年々増加している性感染症で最も多い疾患です。
20代前半の女性では16人に1人がクラミジア感染していると言われ、国内クラミジア患者数は100万人以上にもなると推定されています。女性クラミジア患者では5人に4人、男性クラミジア患者では2人に1人に自覚症状が無く、クラミジア治療が行われているのはクラミジア患者の3分の1以下ともいわれます。
クラミジア感染を放置すると女性は、不妊症・流産・早産や母子感染、男性では無精子症等に繋がる可能性も指摘されています。また、HIV(AIDS=エイズ)の感染率が3~5倍も高くなるといわれています。
従来、当院でのクラミジア治療では、1日2~3回投与、7~14日間程度の薬物投与が必要な為、 患者本人の服薬負担が大きく、また、自覚症状がない場合も多い為、飲み忘れ・自己中止等で十分なクラミジア治療効果が上がらない場合がありました。
今回、当院で処方を開始した“ジスロマック”は1回の投与(単回投与4錠)でクラミジア治療が可能(医師の診断により症状によっては3回)な為、飲み忘れ・自己中止がないうえに、患者様のご負担を軽減する薬剤です。
処方例:
●当院の検査で“クラミジア”と性病診断された方への処方。
●当院の検査で“クラミジア”と性病診断された方及び、パートナーの方への同時処方。
●事前に服用する事により約一週間程度の性病感染予防(海外旅行等の前に事前服用。)
◎ 完治後、約一週間程度の高い除菌率が得られる等、詳しくは当院にご相談下さい。
包茎=性病という事はありません。清潔にし、コンドームの着用に気をつければ病気になる可能性は低いといえます。ですが実際、性病で来院される方の多く(現実的には殆んど包茎)が包茎です。包茎の人が感染しやすい理由として亀頭表面および亀頭を覆う内板という部位が非常に弱く、しかも被っていて湿っています。また、汗をかきやすく空気に触れず、雑菌が繁殖しやすい現状があります。主な性病の一覧を下記で確認下さい。