ワキガ・腋臭症・多汗症治療・手術

直視下摘除法

脇(わき)の皮膚の一部を一番深いしわ(シワ)に沿って3~5㎝切開をし、そこから皮膚をめくって裏返し直視下(医師が直接目で確認)にアポクリン汗腺とエクリン汗腺を確実に除去していきます。原因の組織をほぼ確実に取り除ける為、確実に治療効果が得られ、再発の恐れのない完全治癒法です。又、ワキ毛を成長させる毛乳頭も除去していきますので脱毛効果も得られます。

・飲酒、喫煙、スポーツは一週間お控え下さい。
・患部を濡らさなければ当日からシャワーが浴びれます。洗顔も問題ありません。
・術後はワキを圧迫固定するので一週間は重たい物を持ったり、ワキを90度以上上げられません

超音波吸引法

脇(ワキ)の皮膚を一部数ミリ切開し、超音波を発振する菅を挿入し、菅の先端部分からアポクリン汗腺とエクリン汗腺を吸い出していきます。傷も小さく、患者さんへの負担の少ない方法ですが、アポクリン汗腺、エクリン汗腺ともに真皮にくっついているため、全て吸引出来る訳ではないので再発の可能性があります。

・飲酒、喫煙、スポーツは1週間お控え下さい。
・患部を濡らさなければ当日からシャワーが浴びれます。洗顔も問題ありません。

ボトックス注射法

ボツリヌスA毒素が局所的に神経を麻痺させる事から脇(ワキ)の下にボトックス注射をする事によって、汗の量を抑える効果があります。メスを使用せず刺針するだけなので傷痕も残る事はありません。持続効果は個人差がありますが、3ヶ月~6ヶ月となります。

・特に日常の生活に支障はありません。

ボトックス|わきが・ワキガ

クリーム法

ワキ(わき)の下や足などの臭いやムレが気になる部分に使用する事によって臭い、べたつきを抑えるクリームです。引き締め成分「シャクヤクエキス」や潤い成分「ヒオウギエエキス」も配合しており、合成香料不使用、着色料不使用の肌に優しいタイプのクリームとなっております。

ワキガ治療法の比較

現在多くの医療機関でワキガ(わきが)の治療を行っており、いくつかの治療方法があります。ご自身にとってベストな治療方法を選ぶ事が大事です。


手術方法
臭いの効果
汗の効果
生活制限
完治度
効果の持続度
直視下摘除法 ★★★★ ★★★★ 一週間の圧迫固定必要
(脇(ワキ)をしめた状態)
永久的
超音波吸引法 ★★ ★★
×
一時的
ボトックス法 なし ★★ 3ヶ月間は避妊必要
×
3~6ヶ月
消臭クリーム法 ★★ なし 特になし
×
短時間