性行為感染症に対する、性病検査・性病治療は自覚症状がなくても感染するものもあり、早期発見・早期治療が大切です。殆んどの性病は、薬の内服により完治しますが、完治しない性病もあります。どちらちしても早期治療が大切です。クラミジア、コンジローム、ヘルペス、尿道炎、淋病、HIV等パートナーに感染させてしまう前に、ちょっとおかしいなと思ったら早めの性病検査・性病治療を!電話で性病についての無料相談も受付中。
「話には良く聞くけど、結構遊んで風俗も行ってるけどそう簡単に性病にはならないよ。少なくとも俺は大丈夫!」「俺は、ヘルス・ピンサロしか行かないし、本番してないから絶対性病はうつらない!」なんて思っている人、結構多いのでは、それは大間違い!自覚症状がなく感染する種類の性病もありますし、フェラチオ行為でも性病は感染します。自分だけ性病感染するのならまだいいですが、奥さん・彼女に性病を感染させてしまったら大変です。チョットおかしいな?と思ったらすぐご相談下さい。性病検査・治療費は、¥31,500円~(検査料・投薬込み)また、最近性病のご相談の中でも多いのが尖圭コンジローム(性病)です(亀頭周辺のブツブツ)
ちなみに、当院に性病等でご相談・治療にこられる方の90%以上が包茎の方です。
明らかに、包茎状態の方は性病感染しやすいといえるでしょう。性病を期に包茎治療もお勧めします。
淋病、クラミジア、尿道炎、コンジローム、ヘルペス、HIV等
〔ジスロマック〕クラミジア・トラコマチス・子宮頸管炎治療に、ジスロマック処方開始!
【商品名】 ジスロマック錠250㎎【一般名】 アジスロマイシン 水和物 (azithromycin)
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2004/2004_05_26.html
性病の一つである性器クラミジア感染症は、若年層を中心にクラミジア感染数が年々増加している性感染症で最も多い疾患です。20代前半の女性では16人に1人がクラミジア感染しているといわれ、国内クラミジア患者数は100万人以上にもなると推定されています。女性クラミジア患者では5人に4人、男性クラミジア患者では2人に1人に自覚症状が無く、クラミジア治療が行われているのはクラミジア患者の3分の1以下ともいわれます。 クラミジア感染を放置すると女性は、不妊症・流産・早産や母子感染、男性では無精子症等に繋がる可能性も指摘されています。また、HIV(エイズ)の感染率が3~5倍も高くなるといわれています。 従来、当院でのクラミジア治療では、1日2~3回投与、7~14日間程度の薬物投与が必要な為、 患者本人の服薬負担が大きく、また、自覚症状がない場合も多い為、飲み忘れ・自己中止等で十分なクラミジア治療効果が上がらない場合がありました。 今回、当院で処方を開始した“ジスロマック”は1回の投与(単回投与4錠)でクラミジア治療が可能(医師の診断により症状によっては3回)な為、飲み忘れ・自己中止がないうえに、患者のご負担を軽減する薬剤です。
処方例:
・当院の検査で“クラミジア”と性病診断された方への処方。
・当院の検査で“クラミジア”と性病診断された方及び、パートナーの方への同時処方。
・事前に服用することにより約一週間程度の性病感染予防(海外旅行等の前に事前服用。)
◎ 完治後、約一週間程度の高い除菌率が得られる等、詳しくは当院にご相談下さい。
包茎=性病という事はありません。清潔にし、コンドームの着用に気をつければ病気になる可能性は低いといえます。ですが実際、性病で来院される方の多く(現実的には殆んど包茎)が包茎です。包茎の人が感染しやすい理由として亀頭表面および亀頭を覆う内板という部位が非常に弱く、しかも被っていて常に湿っています。また、汗もかきやすく空気に触れず、雑菌が繁殖しやすい現状があります。主な性病の一覧を下記で確認下さい。
病名 | 潜伏期間 | 症状 | 治療方法 |
---|---|---|---|
淋菌性尿道炎 | 1日~7日 | ・排尿痛がある ・黄色っぽい膿が出る ・尿道に灼熱感がある ・血尿が出る |
1週間~2週間分の抗生剤を内服重度の場合は、点滴を致します |
クラミジア性 尿道炎 | 10日~ | ・軽い尿道痛がある ・尿道の不快感がある ・尿道内に痒みがある ・尿道から水っぽい分泌液が出る ・無症状の方もいる |
1週間~2週間分の抗生剤を内服 重度の場合は、点滴を致します |
性器ヘルペス | 感染経路や症状によって異なる | ・ペニスに小さな米粒状の水疱が出来る ・発熱と共に陰部に痛みを伴う ・症状が軽い方もいる |
5日分の抗ウィルス薬の内服と、1日数回、軟膏塗布 |
カンジタ性 亀頭炎・包皮炎 |
感染経路や症状によって異なる | ・亀頭や包皮が赤くなる ・カサカサしたり、ジュクジュク したり、白い垢が出たりします |
1週間~2週間分抗菌薬の内服と、軟膏塗布 |
毛ジラミ症 | 1週間で卵が孵化する | ・陰毛部に強烈な痒みが出ます |
スミスリンシャンプーで約2週間程度陰毛部を洗って頂きます 薬局等で市販されている |
尖圭コンジロ-ム | 2週間~ | ・亀頭及び包皮にイボ状のブツブツが出来る ・イボ状のブツブツが増える ・ブツブツがカリフラワー状に大きくなる |
今あるブツブツは電気分解治療で取り除き、再発防止の為、1週間分の生薬を内服 |
亀頭包皮炎
包茎によって、亀頭や包皮内板に皮膚炎を誘発する事があります。この病気の一般的な症状としては包皮が淡赤色に腫脹し亀頭と包皮内板に炎症が出ます。中途半端な露出、あるいは無理に露出する事によって、包皮内板に細かい亀裂が起こり、そこに尿あるいは恥垢が付着して皮膚炎を誘発するものと思われます。炎症が進み化膿して膿が出てきたり、亀頭と包皮内板が癒着することもあります。亀頭包皮炎があっても、状況によっては包茎手術で効果的に改善します。
淋病
性行為によって感染する場合が殆んどで、尿道炎を引き起こします。病原体は淋菌で、潜伏期間は2~7日程度です。排尿痛があって、尿道からの排膿が見られます。近年では、下記のクラミジア性尿道炎と共に、性風俗店でのオーラルセックスによって感染する例が増えています。
クラミジア性尿道炎
現在みられる尿道炎の殆んどが、上記の淋菌とこのクラミジアによるものが殆んどです。潜伏期間は1~3週間で、排尿痛、排膿がみられます。只、無症状に近い例も多く注意が必要です。
梅毒
梅毒とは、梅毒トレポネーマによる感染症であり、先天性感染と後天性感染がある。後天性は性行為により感染する。病期は通常三期に分けられる。第一期は陰茎、外陰部を中心に(初期硬結)やリンパ節が腫れる。第二期は全身に発疹、皮膚粘膜に色々な型の梅毒疹・粘膜疹や脱毛が出てくる。第三期感染後3年以上経過した時期。この時期になると皮膚・粘膜だけではなく内臓・中枢神経系など全身の器官が侵されてくる。治療は投薬で完治するので早期の診察・治療が肝心である。
HIV(AIDS)
1980年初頭に報告され、正式には「後天性免疫不全症候群」といい、起炎の病原微生物はHIVである。感染直後は殆んど無症状だが数年、放置していると免疫力が極端に低下し、日和見感染症あるいはカポジ肉腫のほか、発熱、リンパ節腫脹、体重減少、下痢等の症状がみられる。決定的な治療法がない現在、予防こそがHIV対策の最大といえます。
性器ヘルペス
単純ヘルペスウイルスによる感染ですが、4~10日の潜伏期をおいて発症します。感染部位に最初は水疱(水ぶくれ)が出来、間もなく潰れて潰瘍性の(爛れた様になる)病変が沢山出来ます。このウイルスの特徴は最初の感染(初感染)後に免疫が出来ても、体力の低下や外傷等の機会で再発を繰り返すという事です。
カンジタ症
カンジタ性包皮亀頭炎とも呼ばれ、亀頭が赤みを持ち痒みがあります。また、爛れたり、白いカスの様なものが付着する事もあります。包茎の場合はそこで繁殖する事があります。健康な人にうつっても症状が全く現れない事もあります。
尖圭コンジローム
ウイルス性の乳頭腫で、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染で起こります。生殖器あるいは、その周辺部に発症します。始めは小さなイボでも放置すると少しずつ大きくなり数も増えます。この出来物は集まって多発し、乳頭状・カリフラワー状、鶏のトサカ状等で表現される様な形となります。
尖圭コンジロームは亀頭周辺のブツブツ・・痛みや痒みが殆んどない為、気付きにくい性病の一つです。
これは ウイルスの為、相手の女性にも感染しますし、そのままの状態にしておくと除々に大きくなり、皮膚ガンの原因ともいわれております。一つでも発見したら早期治療をお勧めします。
また、一つの原因として不衛生さともいわれ、実際包茎の方の発病率が非常に高く、出来れば予防の為に、このような性病にかかる前に包茎手術をするのが賢明です。但し、コンジロームの治療と同時に包茎手術も出来ますので最小限に再発を抑える事をお勧めします。治療時間は5~10分(状況によります)、料金は¥105,000円(税込み)となります。
亀頭部のブツブツには、ウイルス性のコンジロームやそれによく似たフォアダイスというものがあります。これは成人男性に多く見られ、STDや性行為感染症ではありません。病気ではなく只のイボ(脂腺)です。気にしなければ治療する必要はありません。ただ最近は尖圭コンジロームと勘違いして悩む若者が多く見受けられます。数が少なく小さいものであればいいのですが、非常に数が増え、目立つようであれば見た目が悪く自然と無くなる事はありませんのでコンプレックスに感じる位なら治療、除去をお勧めします。
ペニスの陰茎(さお)にみられるブツブツは成人男性の65%に認められる生理的現象だと思われます。毛が生えていない毛穴で、鳥肌の様になっているのではないでしょうか。そうであれば性病ではありませんのでご安心下さい。
コンジロームの治療方法は主に抗癌剤軟膏や腐食剤のポドフィリン液の塗布があります。それ以外として麻酔処置を行い電気焼却治療や切除も多く行われています。コンジロームは非常に再発を繰り返しやすく包茎である方に高率に発生します。再発を繰り返す難治性の場合や広い範囲でコンジロームがある場合は包茎手術も同時に行うのが効果的となります。