輪郭の整形

輪郭の整形

輪郭は顔で受ける印象を最終的に決める部分です。大きい顔、丸い顔、四角い顔など輪郭に関係した「顔」の表現は意外に多いものです。 

張ったエラ

◆エラ削り

エラ削り

エラが張っている方は、えらの骨が一般の方より発達しているためで、その部分の骨を削ることでエラ張りを解消することができます。口腔内(口の中)のエラに近い口腔粘膜から切開し、エラ張りの部分(下顎角部)まで、骨膜下をはがし、希望のラインまでえらの骨を削り取ります。下あごには、骨にくっつくようにして咬筋と呼ばれる口を動かす筋肉があるので、エラの骨を削る時に削る部分から咬筋を切り離します。口は他の下あごにある口筋で、十分に動かすことができるので口が動かなくなる心配は全くありません。切り離した咬筋も、いずれ萎縮してしまいますので、口に何らかの影響を与えることはありません。傷跡は口の中から全ての治療を行いますので全く目立ちませんが、治療後の糸がある間は、口が開けにくくなっています。口腔内から治療をするのではなく、下あごの下のエラに近い部分を数㎝ほど切開してエラを削るやり方もあります。この方法は、口腔内から行う方法より、エラを多く削ることができるので、エラ張りがかなり大きい方に向いています。ただ見えにくい部分とはいえ、外側から切開するため、縫合痕が若干残ります。

◆ボトックス注入法 ¥49,800

エラ削り

レントゲンを撮影したとき、骨の張り出しは少ないのにエラが張っているように見える場合があります。これは咬筋肥大症といって、口を動かす筋肉が大きくなってエラが張っている状態です。その咬筋のボリュームを落とせばエラ張りが改善されるので、BOTOXをエラに注入し咬筋の一部を麻痺させます。するとその筋肉は使用されなくなるので、自然にボリュームが落ちていきます。

頬骨を整える

◆ホホ

ホホ骨が張っている方も、そのホホ骨を削ることで角張ったような顔をすっきりとさせることができます。こちらの治療も口腔内より行い、ホホ骨に近い上側の口腔粘膜を切開し、そこから特殊な器具を使用してホホ骨を削っていきます。エラ削りと同様にホホ骨の場合も、傷跡は口の中から全ての治療を行いますので全く目立ちませんが、抜糸するまでは口自体を動かすことをできるだけ避けていただくことになります。

輪郭の薄い部分をふっくらさける(アゴ、こめかみプロテーゼ)

◆アゴ ¥298,000 ◆こめかみ ¥598,000

アゴとコメカミを大きく、ないしは、ふっくらさせることができます。引っ込んだアゴの場合、全て口腔内よりの治療になります。前歯の下あたりにある歯茎の部分を1~2cm切開し、そこからアゴの部分に向かって特殊な器具を通し、顎骨と骨膜下という部分を剥離させます。そして、その個人用に調整されたプロテーゼを、顎骨と骨膜下の間にいれて固定させ、切開部分を縫合します。傷跡は、口腔内から全ての治療を行いますので全く目立ちません。  コメカミはあまりへこんでいると、実際の年齢より老けて見られがちですし、あまり健康そうに見られないことが多いものです。そこで、薄い半円状のプロテーゼを、もみあげから少し上にある髪の毛の所を1~2cm切開し、そこからプロテーゼを入れることで、必要以上にへこんでいるように見られなくすることができます。傷跡は髪の毛に隠れ全くわかりません。治療時間は 30分ぐらいで終了します。  コメカミはシリコンプロテーゼの代わりに、脂肪注入によって代用することも可能です。ひたい(前頭部)がふっくらして丸い女性は、人に優しさと安心感を与えます。独特の形をしたプロテーゼを骨と骨膜の間に挿入することにより、おでこに丸みをつけることができます。

Q&Aよくある質問

エラの張った顎をシャープな顔にすることはできますか?

エラの張った顎をシャープな顔にすることはできますか?
口を閉じて奥歯をグッとあわせた時エラの筋肉が少しでもボコッと出ている方は、眉間(みけん)や額のシワの治療に使っているボトックスをエラの部分に注入すると、お顔が小さくなります。
エラが張っている方は、エラの骨が一般の方より発達しているためで、その部分の骨を削ることでエラ張りを解消することができます。口腔内(口の中)のエラに近い口腔粘膜から切開し、エラ張りの部分(下顎角部)まで、骨膜下をはがし、希望のラインまでエラの骨を削り取ります。下あごには、骨にくっつくようにして咬筋と呼ばれる口を動かす筋肉があるので、エラの骨を削る時に削る部分から咬筋を切り離します。口は他の下あごにある口筋で、十分に動かすことができるので口が動かなくなる心配は全くありません。切り離した咬筋も、いずれ萎縮してしまいますので、口に何らかの影響を与えることはありません。傷跡は口の中から全ての治療を行いますので全く目立ちませんが、治療後の糸がある間は、口が開けにくくなっています。口腔内から治療をするのではなく、下あごの下のエラに近い部分を数㎝ほど切開してエラを削るやり方もあります。この方法は、口腔内から行う方法より、エラを多く削ることができるので、エラ張りがかなり大きい方に向いています。ただ、見えにくい部分とは言え、外側から切開するため縫合痕が若干残ります。