STD性病検査・治療
性症は自覚症状がなくても感染している場合があり、放置することで症状が進行、悪化するリスクがあります。
殆んどの性病は、薬の内服により完治しますが、早期発見・早期治療が大切です。
クラミジア、コンジローム、ヘルペス、尿道炎、淋病、HIVなど…パートナーに感染させてしまう前に、少しでもおかしいなと思ったら早めの検査・治療をお勧めします。
性感染症(性病)とは
性病とは基本的に、性行為を主体として感染し性器に症状が現れる病気をいいます。
性病は、
(1)梅毒
(2)淋病
(3)軟性下疳
(4)鼠径リンパ肉芽種
の4種類とされてきましたが、近年の性の多様化に伴い、性病に纏わる感染経路や病原体の広がりから、昔ながらの性病の範囲では収まりきらなくなってきました。
現在は、新しくSTD性感染症という名称がつけられ、クラミジア、性器ヘルペス、尖圭コンジローム、マイコプラズマ、トリコモナス、疥癬、毛虱等の他、B型肝炎、HIVも含まれます。
性感染症(性病)の種類
病名・潜伏期間 | 症状・治療法 |
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淋菌性尿道炎 1〜7日 |
症状 ・排尿痛がある ・黄色っぽい膿が出る ・尿道に灼熱感がある ・血尿が出る 治療法 ・抗生剤内服1週間 ・重度の場合は点滴 |
クラミジア性 尿道炎 10日〜 |
症状 ・軽い尿道痛がある ・尿道の不快感がある ・尿道内に痒みがある ・尿道から分泌液が出る ・無症状の方もいる 治療法 ・抗生剤内服1週間 ・重度の場合は点滴 |
マイコプラズマ 1〜5週間 |
症状 ・軽い尿道痛がある ・尿道の不快感がある ・尿道内に痒みがある ・尿道から分泌液が出る ・無症状の方もいる 治療法 ・抗生剤内服1週間 ・重度の場合は点滴 |
ウレアプラズマ 1〜5週間 |
症状 ・軽い尿道痛がある ・尿道の不快感がある ・尿道内に痒みがある ・尿道から分泌液が出る ・無症状の方もいる 治療法 ・抗生剤内服1週間 ・重度の場合は点滴 |
病名・潜伏期間 | 症状・治療法 |
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性器ヘルペス 症状により |
症状 ・小さな米粒状の水疱 ・発熱や陰部に痛み 治療法 ・抗ウィルス薬内服 ・軟膏塗布 ※当院は検査のみ |
尖圭コンジローム 2週間〜 |
症状 ・亀頭及び包皮にイボ状のブツブツができる ・ブツブツが増えてカリフラワー状に大きくなる 治療法 ・電気分解法除去 |
病名・潜伏期間 | 症状・治療法 |
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毛ジラミ症 1週間〜 ※当院では診察行っておりません。 |
症状 ・陰毛部に強烈な痒み ・下着に茶色のシミが ・陰部に点状の発赤 治療法 ミスリンシャンプー 約2週間陰毛部を洗浄 |
梅毒 3週間〜 ※当院は検査のみ |
症状 ・ペニスにしこりが出来る ・体表に発疹がみられる ・痛みが無く症状を放置しやすので注意が必要 治療法 専用の抗生物質を服用することで増殖を抑えます。 完治まで6ヶ月ほどかかります。 |
HIV(AIDS) 2週間〜 ※当院は検査のみ |
症状 ・発熱 ・リンパ節腫大 ・咽頭炎・発疹 ・肝腫 ・筋肉、関節痛 ・下痢 ・頭痛 ・嘔吐、悪心 ・口腔カンジタ ・神経症状 治療法 専用の薬を服用することでウィルス数の増殖を抑えます。 完治する治療法はまだありません。 |
B型肝炎 C型肝炎 3〜6週間 ※当院は検査のみ |
症状 ・体が常にだるくなる ・黄疸が出てくる ・高熱・体重減少が起きる 治療法 専用の薬を完治または治癒まで投薬 |
淋菌性尿道炎
性行為によって感染する場合が殆んどで、尿道炎を引き起こします。病原体は淋菌で、潜伏期間は2~7日程度です。排尿痛があって、尿道からの排膿が見られます。近年では、下記のクラミジア性尿道炎と共に、性風俗店でのオーラルセックスによって感染する例が増えています。
※尿検査8,800円、内服8,800~11,000円、注射16,500円
クラミジア性尿道炎
現在みられる尿道炎の殆んどが、上記の淋菌とこのクラミジアによるものが殆んどです。潜伏期間は1~3週間で、排尿痛、排膿がみられます。只、無症状に近い例も多く注意が必要です。
※尿検査8,800円、内服8,800~11,000円
マイコプラズマ
クラミジアに近い症状です。潜伏期間は1~5週間で、排尿痛、排膿がみられます。無症状に近い方も多く注意が必要です。
※尿検査8,800円、内服8,800~11,000円
ウレアプラズマ
クラミジアに近い症状です。潜伏期間は1~5週間で、排尿痛、排膿がみられます。無症状に近い方も多く注意が必要です。
※尿検査8,800円、内服8,800~11,000円
亀頭包皮炎
包茎によって、亀頭や包皮内板に皮膚炎を誘発する事があります。この病気の一般的な症状としては包皮が淡赤色に腫脹し亀頭と包皮内板に炎症が出ます。中途半端な露出、あるいは無理に露出する事によって、包皮内板に細かい亀裂が起こり、そこに尿あるいは恥垢が付着して皮膚炎を誘発するものと思われます。炎症が進み化膿して膿が出てきたり、亀頭と包皮内板が癒着することもあります。亀頭包皮炎があっても、状況によっては包茎手術で効果的に改善します。
性器ヘルペス
純ヘルペスウイルスによる感染ですが、4~10日の潜伏期をおいて発症します。感染部位に水疱ができて、間もなく潰れて潰瘍性の(爛れた様になる)病変が沢山出来ます。このウイルスの特徴は最初の感染(初感染)後に免疫が出来ても、体力の低下や外傷等の機会で再発を繰り返すという事です。
※当院では検査のみ
尖圭コンジローム
ウイルス性の乳頭腫で、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染で起こります。生殖器あるいは、その周辺部に発症します。放置すると少しずつ大きくなり数も増えて、乳頭状・カリフラワー状、鶏のトサカ状等で表現される様な形となります。
梅毒
梅毒は、梅毒トレポネーマによる感染症で、先天性感染と後天性感染の2種類あります。後天性は性行為により感染します。病期は通常三期に分けられ、第一期は陰茎、外陰部を中心に(初期硬結)やリンパ節が腫れます。第二期は全身に発疹、皮膚粘膜に色々な型の梅毒疹・粘膜疹や脱毛症状が発現します。第三期の感染後3年以上経過した時期になると皮膚・粘膜だけではなく内臓・中枢神経系など全身の器官が侵されてきます。投薬治療で完治しますので早期の診察・治療が大切です。 ※当院では検査のみ
HIV(AIDS)
1980年初頭に報告され、正式病名は「後天性免疫不全症候群」です。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞を破壊し、免疫不全を発症します。
HIVに感染してもAIDSが発症するまでは、健康な状態と変わりませんが、発症すると、急激な体重の減少や下痢などの症状が続き、数年で死に至ることもあります。決定的な治療法がない為、コンドームの着用などの予防対策が大切です。 ※当院では検査のみ
B型肝炎・C型肝炎
ウイルスは感染者の血液中に存在します。感染源は過去の輸血、医療事故(医療従事者の針刺し事故)、母子感染等です。性的接触による感染もあります。 C型肝炎:C型肝炎の場合、ウイルスの型、ウイルスの量、年齢等によって個人差はありますが、現在インターフェロン(またはリバビリンの併用)が唯一の治療となります。 ※当院では検査のみ
性感染症(性病)の検査と治療
大宮中央クリニックでは、「淋病」「クラミジア」「カンジタ」「コンジローム」「C・B型肝炎(検査のみ)」「梅毒(検査のみ)」「HIV(検査のみ)」「トリコモナス」「ヘルペス」の検査・治療を自由診療にて行っております。
自由診療の為、保険証の提示は必要ありません。
保険診療では自分が受診した医療機関の支払い結果の明細が自宅に届きますが、自由診療の医院であれば、誰にも知られず性病の検査、治療が受けられます。
当院ではプライバシーを最大限配慮して、個室にて対応しております。また完全予約制により待合室でお待ちする事もありません。
当院の性病治療の特徴
さまざまな性病を的確に診断
問診、視診、検査により症状を正確に診断します。
治療法や費用など、わかりやすい説明を第一に親身にカウンセリングを行っています。ご不安なことや分からないことなどがありましたら、恥ずかしがることはありませんので、ご遠慮なくお尋ねください。
プライバシーに配慮した対応
完全個室で男性医師、男性カウンセラーが患者様ひとり一人としっかりと向き合い、お悩みやご希望を伺い、最適な治療をわかりやすく丁寧にご説明いたします。安心してご来院ください。
まとめて受けられる、セット検査メニュー
複数の検査をまとめて受けらるセットメニューをご用意しています。
どの性症に感染しているかは検査を受けてみないと分かりません。お気軽にご相談ください。
安心費用の明朗会計
患者様にわかりやすい料金表示を徹底しています。
記載の料金以外に不明瞭なオプション追加料金などはありません。
性病と包茎の関連性
痛みなく自然で美しい仕上がり
性病治療や尿道炎、包皮炎の治療でご来院いただく患者様の多くが包茎の状態です。
包茎の場合、平常時に亀頭が覆われており尿や汗が乾きづらく湿気の多いため、菌の繁殖しやすい不潔な状態となっています。
「国際AIDS会議」において、カナダのアラン・ドナルド教授から、「包茎男性のエイズ感染率は包茎ではない男性の2~3倍になる」という臨床報告もされています。
包茎治療により、衛生面が改善されることで、の性病予防、性病再発防止につながります。
亀頭や陰茎のブツブツ
亀頭や陰茎にできるブツブツは、尖圭(せんけい)コンジローマというウィルス性の性感染症(STD)と性病ではないフォアダイス(真珠様陰茎小丘疹)の2種類に大別されます。
どちらも痛みや痒み等の自覚症状がないため、症状が進行してから治療に来られる方が少なくありません。
放置すると、肛門、陰嚢周り、手足、顔面に広がる方もいらっしゃいます。尖圭コンジローマ・フォアダイスどちらも、自然に治ることはなく、除去治療を行わない限り完治しません。
ご相談・ご予約から治療までの流れ
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ご相談・ご予約
WEB・お電話から、ご予約をお願いします。
お気軽に無料カウンセリングへご来院ください。 -
ご来院・受付
ご予約の日時にご来院ください。
個別待合または個室にて、問診票にご記入いただきます。 -
診察カウンセリング
美容外科専門医の院長が診察、男性カウンセラーが親身にご希望・お悩みを伺います。 ご質問はご遠慮なくお尋ねください。
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お支払い
治療内容と費用の説明後、治療を受けることが決まりましたらお支払いへ進みます。クレジットカード・医療ローンでの支払いも可能です。
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検査・治療
血液検査・尿検査・スワブ検査(原因物質の採取)を行います。
淋病・クラミジア・コンジローム・ヘルペス・カンジタについてはお薬を処方します。 -
検査結果
専門の臨床検査機関でしっかり調べますので1週間ほどお時間をいただいております。
検査結果は来院していただきお伝えする方法と、電話またはメールにてお伝えする方法がお選びいただけます。
性病検査・性病治療の費用
淋病 | 8,800円 |
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クラミジア | 8,800円 |
マイコプラズマ | 8,800円 |
ウレアプラズマ | 8,800円 |
全4項目 | 22,000円 |
HIV(エイズ) | 8,800円 |
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B型肝炎 | 8,800円 |
C型肝炎 | 8,800円 |
梅毒 | 8,800円 |
ヘルペス | 8,800円 |
全5項目 | 22,000円 |
内服薬治療 | 8,800円〜11,000円 |
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注射点滴療法 | 16,500円 |
軟膏 | 5,500円 |
※診察のみの場合は診察料5,500円がかかります。
検査・治療が発生した場合は診察料は無料です。
※当院は公的保険適用のない自由診療です。
- お支払方法について
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- 現金
- クレジットカード
- 低金利医療ローン
※頭金0円・分割3〜60回まで・月々5,000円からOK
- 医療分割は頭金0円 月々5,000円からOK
医療ローンは頭金なし月々5,000円から最長60回まで、月々の均等払い、ボーナス併用払いなどがお選びいただけます。月々のお支払予算に合わせて無理なくご利用できますのでご相談ください。秘密厳守ですので、ご家族の方にも気付かれることはありません。学生・フリーター・年金受給者の方でもご利用になれます。
性病検査・性病治療のよくある質問
性病検査・性病治療に関して寄せられる代表的なご質問を紹介します。下記以外のご質問は、ご遠慮なく無料メール相談や電話相談をご利用ください。
- 症状がなくても受診できますか?
- 症状が出ていなくても、ご不安を解消するために検査することが可能です。
- 先生やカウンセラーさんは男性ですか?
- はい、担当する医師もカウンセラーも男性です。
症例豊富な専門医の院長と多くの患者様と接してきたカウンセラーがプライバシーに配慮した個室にて対応いたしますので安心してご来院ください。 - 保険証は必要ですか?
- 当院は自由診療になりますので、保険証の掲示の必要はありません。
- どの検査を受けたらよいか分かりません…
- 問診や症状から患者様にあった検査項目をご案内します。複数の検査をまとめて受けらるセットメニューをご用意しています。
- 自覚症状がなくても感染していることはありますか?
- 性感染症は、必ずしも自覚症状があるとは限りません。性病の程度などによっては、自覚症状がまったくあらわれないこともあります。淋病やクラミジアなどは、症状が出にくい性病です。
重症化を防ぐためにも、性行為後になんらかの不調があらわれた場合は、検査をすることをおすすめします。 - 亀頭や陰茎にブツブツが目立ちますが、これは性病ですか?
- 亀頭や陰茎のブツブツは男性の約65%の人に認められる生理現象です。性病ではありません。痛みや痒みはありませんが、自然に治ることはありませんので、見た目が気になる場合は除去治療で綺麗にできます。
性病の尖圭コンジローマの初期症状と区別がつきづらい為、気になる場合はお早めにご来院ください。 - 他にも色々と聞きたいことがあるのですが…
- 診察後、カウンセリングの時にいろいろご質問していただければと思います。
電話 0120-333-528 またはメールでもお気軽にお問い合わせください。
性病検査・性病治療をお考えの方へ
- 大宮中央クリニック院長 洪 鍾秀
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【経歴】
1998年 日本大学医学部 卒業
1998年 日本大学病院 勤務
2001年 中央クリニック 入局
2004年 大宮中央クリニック 院長就任【所属学会】
・日本美容外科学会(学会認定専門医)
・日本麻酔科学会 ・日本医学脱毛学会
・日本レーザー治療学会 ・日本毛髪科学協会
どんなお悩みもお気軽にご相談ください
院長の洪です。当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
性感染症(STD)の対処方法として最も大切なのは、なるべく早く治療を行うことです。治療が遅れれば、それだけ症状が進行、悪化してしまいますので、少しでも気になることがありましたら、お早めに検査にいらしてください。
「治療して良かった!」と喜んでいただけるよう、診察、カウンセリング、治療からアフターケアまで誠心誠意対応いたしますので、お一人で悩みを抱えずに、どんなことでもご相談ください。